疾患Q&Aトップに戻る

症例詳細

No.111  メガネとコンタクトレンズ

メガネとコンタクトレンズの違いを教えてください。(32歳女性)

どちらも屈折異常を矯正できる医療用具です。それぞれにわけて述べます。メガネの長所は、まず、屈折異常以外の病気例えば、結膜炎や眼に傷がついたときなどにも使える点です。次に、ケガを予防できることです。小さい異物が前方から入るのを防ぎます。また、メガネの上から打撲した場合には、眼球への直接的な外力が少なくなり、その結果目のケガの程度が軽くなる可能性があります。

もちろんメガネの上から打撲して、ガラスが割れそのガラスで目に傷を作ることもありますが、それほど頻度の多いものではありません。特にフレームがしっかりしているものは、目を守ってくれます。

また、紫外線や有害光線から目を守ることができることも挙げられます。一部のコンタクトレンズ(以下CLと略します)にも紫外線をカットしてくれるものもありますが、多くのCLにはありません。また、最近話題のブルーライトを抑えるようにすることもできますし、サングラスや調光レンズなど、眩しさ軽減にも使えます。ドライアイ対策や防塵用のものなど、特殊なものも作られています。

もちろん、メガネをおしゃれに利用することもできます。一方短所は、柔道やレスリングなど顔が擦られるスポーツや極端に激しい運動では、メガネがずれてしまうことやメガネがケガのもとになってしまう可能性があります。また、湿度が極端に高くなったり、急激な温度変化を生じたりした場合には曇ってしまうことが挙げられます。

2016年08月