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No.84  サングラスについて

サングラスのことをお尋ねします。友人からもらったサングラスをかけています。大して傷はないですが、真っ黒に近いかなり色の濃いものです。日差しの強い日は、かけているとすごく見やすくて助かっています。

テレビを見ていたら、あまり色の濃いものは、瞳がひろがってかえって紫外線が通りやすくなるのでよくないとやっていました。どのくらいの濃さなら良いのでしょうか?(29歳男性)

サングラスは、一般的に太陽光線のうち紫外線領域の波長(通常は380nm以下)をカットするものを言います。これは、紫外線が目に障害を与えることがわかっているからです。日中は、常にサングラスをかけることをお勧めします。ただ、サングラスが正しく紫外線の透過を遮断しているかどうかが問題です。

おもちゃとして売られているただ色のついたものは、紫外線をカットしていない可能性があります。日本では、JIS規格で「紫外線透過率0.5%以下」などと表示されるようになっています。海外ではまた違う規格があるそうです。そのサングラスが正しいものかどうかは、メガネ屋さんで聞いてください。メガネそのものには規格が書いていない場合が多いです。

色の濃いサングラスは目に入る光の量そのものが少なくなりますから、かけていない場合より瞳は確かに少し広がります。そのためにかえって紫外線が入りやすくなるというのは、サングラスと顔の隙間から入る光についてです。ですから、サングラスは顔にフィットしているほうが良いです。度が入っていないものであれば、フロント部分がカーブしていたり、周りにフードがついていたりして顔にフィットするように作られているものがおすすめだと思います。

色の濃さによって紫外線カットの割合が決まるわけではありません。ほとんど色がついていないように見えても、ちゃんと紫外線をカットするものも多いです。もちろん色が濃いほうが光の量が多い場合には、暗くなります。使用する条件によってお決めになるのがよいですが、明るさによって色の濃さが変わる調光レンズというものもあります。まずはメガネ屋さんに行って、そのサングラスが正しいものかどうかお尋ねになってください。

2014年05月